市川市M様邸 新築工事②
2023.07.24
工事部の保坂です。
前回、お話しさせていただいたM様邸の解体工事が終わり、新築工事を着手致しましたので更地からの工事進行をご案内致します。
更地となった敷地に建物の建物位置を示します。(遣り方)
こちらの建築地は地盤改良工事が必要なので、重機にて鋼管杭を圧入する鋼管杭地盤補強を行いました。
この工事によって基礎下面の地耐力を確保致します。
地盤改良工事が終わりましたら、基礎工事に入ります。
敷地周囲に水盛り、遣り方を施しておき、建物の位置をよく確認しながら重機にて基礎形状に合わせ地盤を掘削していきます。
基礎形状に合わせて正しく掘削された後、地盤面に砕石を敷き込み、プレートという機器を使用して転圧いたしましたら、その上面にポリフィルムを敷き込みます。
このポリフィルムは地盤面からの湿気防止を期待する意味で施しております。
ここまでの作業が済んだところで捨てコンと呼ばれるコンクリートを打設致します。
よく見ると、コンクリートに黒い線が見えるのですが基礎の施工に伴って、基礎外周位置を墨つぼという道具を使って基礎位置が分かるよう示しております。
この作業を墨出しと言い、今後の型枠や鉄筋工事の基準を出して進められていきます。
建築工事は更地から基礎工事に至るまででも、細々した作業の積み重ねです。
今後も一つ一つ、確認作業を重ねて管理していきたいと思います。
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