家づくりの流れ ~地鎮祭について~
日本では新居を建てる期間中に、二度神様へご挨拶する伝統があります。
それが地鎮祭と上棟祭です。地鎮祭は土地の神の鎮め土地を利用させてもらうための許しを請い、工事の安全を祈る儀式です。
①手水の儀(てみずのぎ) 式場に入る時に身を清める意で、桶の水で手を洗います。
②開式の辞参列者が所定の座に着席後、祭典を始める旨告げます。
③修祓の儀(しゅばつ) 穢れを払って清浄になる儀式
③降神の儀(こうしん) 祭壇に神様をお招きする儀式
④献饌の儀(けんせん) おいでになった神様にお供えをする儀式
⑤祝詞奏上(のりとそうじょう) 神前に工事の安全を願って祝詞を奏上します。
⑥四方祓(しほうばらえ) 建築する土地を祓い清め、
工事関係者などに災いが生じないよう祈願するものです。
⑦地鎮の儀(じちんのぎ) この儀式は、施主及施工者が初めて
その土地に手をつける意味であり、敷地の永遠の安定と工事の無事安全を祈願します。
一般には施主が刈初。施工者が穿初を行っています。
⑧玉串奉奠(たまぐしほうてん) 玉串は工事の無事安全を祈って、
その心を神に捧げるものです。
⑨撤 饌(てっせん) お供え物を下げます。
⑩昇 神(しょうしん) 神籬にお招きした神様にお帰りいただきます。
⑪神酒拝戴(しんしゅはいたい) お神酒をいただきます。
「直会(なおらい)の儀」とも言います。
お施主様にご用意いただくもの
◆季節の山の物
果物(例:リンゴ・みかん・ブドウなど各1個)
野菜(例:人参・タマネギ・きゅうりなど各1個)
◆季節の海の物
乾物(例:スルメ・昆布など各1個)
◆お米(1合)
◆塩(1合)
◆日本酒小瓶
◆神宮様(1名)へのお礼金3万円(袋に「玉串料」と記入)
※神社によって値段は変わります。
◆竹代4本(実費:約1万円)当日頂きます
※参列者にご祝儀をご用意頂く場合はのし袋に「寸志」と記入ください
※地鎮祭終了後、ご近所にご挨拶される場合は粗品をご用意ください
神宮様が上記のセットをお持ちになるので、その上に果物等を奉納します。
終了後、お施主様にお持ち帰り頂きます。