エコジオ工法(砕石の地盤改良技術・液状化対策)
エコジオ工法とは、
砕石(小さく砕いた自然石)だけを使う地盤改良技術。
建物を支える地盤を強くするとともに、大切なと土地の価値を守ります。
エコジオ工法(地盤改良工事)は、一般的に使われているセメントや杭を使わず、砕石(小さく砕いた自然石)だけを用いて行う地盤改良技術です。そのため、地中に人工物を残さず、地球環境への環境負荷が少ないのが特徴です。
また、地中に「人工物(埋設物)」がないので、大切なお施主様の土地の価値を下げることもありません。施工では、「EGケーシング(特許取得)」という鉄の筒を用いるため、周囲の弱い土砂が砕石に混ざらないので、強い砕石杭を作ることができます。
地球環境の保全
土地の価値を守る
砕石は、強い自然石
安定した品質
(業界初「EGケーシング」が穴の崩壊防止)
液状化対策にも利用できる
地球温暖化、土壌汚染、地下水汚染、大気汚染など、将来の子供たちのために地球環境の保全は最も重要な課題です。
エコジオ工法は、自然素材の砕石だけを使用する地盤改良技術。
施工中も廃棄物が発生せず、他の素材に比べCo2の排出量も大幅に削減できます。エコジオ工法は、私たちの子孫のために今使う、地盤改良技術です。
近年、環境意識の高まりとともに、地盤においても、環境やそれに伴う土地の価値への影響が指摘されています。
「地中埋設物」や「土壌汚染」は、地価を下げる可能性※1があります。砕石だけを使用するエコジオ工法は、土地の価値への影響を最小限に抑えます。
※1 不動産鑑定評価基準(国土交通省)より
従来の地盤改良工法※2では、様々な人工物が地中に埋め込まれますが、これら人工物は、年月が経つにつれて劣化する可能性があります。
砕石は、小さく砕いた自然石です。重たい列車を支えるために、線路の下には砕石が使われています。また、多くの歴史的な建造物にも自然石が使われています。
砕石の強度は、ほとんど劣化せず、長期的に強さを保ち続けます。
※2 セメント系固化材と現地の土を混ぜ合わせて土そのものを固める方法や、鉄の杭(鋼管杭)を使う方法などが行われています。
砕石を用いる地盤改良は、従来からのセメントや杭を使う工法のように「固形物」で支えるわけではありません。そのため、「現場での施工」が品質(強度)に大きく影響します。
施工中に掘削した穴が崩れ砕石に土が混ざると、砕石杭が弱くなります。
エコジオ工法は、独自開発のEGケーシング(特許取得済)を使ってこれを防止することに成功。地下水のある軟弱な地盤でも、掘削した穴を崩さず、品質の安定した砕石杭をつくることができます。
以前から、規模の大きい堤防やビルなどの液状化対策では、砕石を地中に円柱状に詰め込むグラベルドレーン工法が使われていました。エコジオ工法は、グラベルドレーン工法と同様に液状化抑制効果が期待できます。