理想の二世帯住宅 親世代との同居に大切なこと
昨年、厚生労働省が「親世代との同居条件」について調査をしました。
「配偶者の理解が得られること」47.1%
これが同居条件トップの回答です。
現実にも、夫婦間でよく相談できていないと、家族の不仲につながることも・・・
「二世帯住宅」の理想形と言われて思い描く家はありますか?
よく「サザエさん一家」が例に挙げられるようです。
サザエさん一家は
フグ田サザエ(24歳):あわび女子学園
フグ田マスオ(28歳):早稲田大学商学部(二浪)
磯野 波平 (54歳):京都大学
磯野 フネ (52歳):日本女子大学
磯野カツオ (11歳):かもめ第三小学校5年
磯野ワカメ ( 9歳):かもめ第三小学校3年
フグ田タラオ( 3歳)
ノリスケ (25歳):東京大学法学部
タイコ ( ? ):立教大学経済学部
何と、波平さんは京都大学出身だそうです!
総じて高学歴ですね。
さて、最近、DAISHUのホームページに
「二世帯住宅」「完全分離型」
このキーワードでアクセスされる方が増えています。
皆様のお気持ちを察するに、二つの要因が影響していると想像しています。
1)東日本大震災・熊本地震・鳥取地震などから家族の絆が見直されている
2)相続税制度改定(2015年1月~)の対策として検討している
あるケースをご紹介します。
父親が9月に亡くなり、相続税制度改定の影響で相続税を払うことになりました。
父親はヘルパーさんの助けを借りながら一人で暮らしていました。
もし、二世帯住宅で親子で親と同居していた場合は「小規模宅地等の特例」が適用され、土地の評価額が8割減となります。
国は同居を勧めていると言ってもいいでしょう。
これは極めて有効な相続税軽減策ですが、残念ながらこのケースでは適用外となります。