住まいと健康
2015.04.23
こんにちは、設計の加藤です。
先日、近畿大学・岩前教授の講演を拝聴してきました。
テーマは「健康から考える省エネ住宅」で、主に住宅の温熱環境と
健康との密接な結びつきについてお話をされていました。
寒い家に住む事による健康リスクのお話や、ニューヨーク州では賃貸住宅オーナー向けに、
最低室温を維持できるようにしなければいけない規定がある事、
アメリカ北東部の8州では室温の規定がある事など、非常に興味深いお話が満載でした。
暖かい家に住むと、アレルギー性鼻炎や高血圧症など、
様々な健康改善効果が見られるというデータがあります。
新築を検討されている方は、サッシや断熱材、換気、建物の方位などをうまく
計画すれば、温熱環境が良くなります。
リフォームを検討されている方は、省エネ住宅ポイントをうまく利用して
内窓などを設置してみて下さい。
室内環境が変わりますよ!