BELS続々増加中
「建物も燃費性能で選ぶ時代へ」1万件突破!BELS続々増加中~
いつも購読している専門誌の別冊で、このような見出しで特集をしていました。
住宅性能評価・表示協会のデータによると、3/30現在で千葉県の一戸建て住宅のBELS取得物件数は
383件となっています。
2016年5月にBELSを取得した国府台モデルハウスは千葉県で3番目の認定でしたが、一年も経たないうちにずいぶん増えました。
経産省や国土交通省の補助金要件にBELS取得、又はBELS取得によるインセンティブが設けられている事も増加の要因だと思います。
おさらいですが、BELSは★が一つから五つまでの評価があり、★が多いほどエネルギー消費が少ないという評価方法で、★★★★★になると、いわゆるZEH相当になります。
※かなり簡単な説明ですが・・・
このように省エネ効果が期待され、第三者により適切な評価を与えられる建物は、中古市場でも評価されるような社会になる事が必要だと思います。
これにより、これから住宅を建てられる方も評価を望み、エネルギーを削減できる社会に進んで行ければ良いですね。
BELSは非常に良い制度だと思いますが、少しだけ注意が必要です。
それは、BELSはエネルギーに対しての評価であり、住まいの温熱環境に対しての絶対的な評価では無いという事です。
例えば、★を多くとる為だけならば建物の断熱性能はそこそこに、省エネ機器を使い、太陽光を多く載せれば★はたくさんとれてしまいます。
当たり前なのですが、快適な温熱環境をつくる為には、建物の断熱性能が非常に重要になります。
断熱性能を比較するには、UA(外皮平均熱貫流率)という値があり、この値は小さいほど断熱性能が良いという値です。
建物の断熱性能を比較する場合は、★の数だけでは無く、是非UAも気にして見て下さい。
省エネルギー基準では、都道府県別にUAの基準値が設けられていて、北海道は0.46、千葉県は0.87以下です。
国府台モデルハウスのUAは0.42なので、北海道基準をクリアしている事になります。
ご興味がある方は、北海道基準をクリアし、BELS★★★★★の国府台モデルハウスを是非体感してみて下さい。