日々の学び 3.図面作成
こんにちは!インターン生の鈴木です。
前回は施工事例の撮影のサポートの内容のブログでしたが、今回は図面作成のお話を書こうと思います。
建築を設計する際は、「ゾーニング」や「プランニング」と呼ばれるお施主様の意見を盛り込んだ大まかなラフスケッチから始まります。
私はその後の工程である、パソコン上のCADと呼ばれる図面を作成するソフトを使って建築物の設計図を書く作業のサポートもやらせていただいております。
昔から不動産の間取りを観ることは好きでしたが、実際の建築設計に使われる図面となると様々な情報が書き込まれ、建具と呼ばれる窓や戸の壁への収まり方がこれほどまでに複雑なのだと痛感し、お仕事を任された当初はどの線が何を表しているのかすぐに理解できず頭を悩ませました。
しかし、先日のブログに掲載したように、施工事例のサポートをすることで実際の現場と図面を行き来することができ、少しずつ理解が深まってまいりました。
また先日、大学院のカリキュラムの一環で昭和初期に建設された木造平屋の小さな診療所を実測し、図面に書き起こす作業がありました。
その際にもDAISHUでの図面作成に慣れていたことと建築に対する理解が深まっていたこともあり、スムーズに測量と図面作成を進めることができ、実務上でも日々の学びを生かすことができています。
建築を設計するにあたり必要な図面のほんの一部しか扱えていないですが、住宅を一軒設計するだけでも複雑な図面と建築物の収まりを理解しておく必要があると実感したため、これからも精進して参りたいと思います。
【施工事例:船橋市 四季の移ろいを愉しむ家】
https://www.daishu.co.jp/work/works086/