日々の学び 1.自己紹介
はじめまして、インターンシップ生の鈴木です。
ご縁があり2022年よりDAISHUで様々な体験をさせていただいております。日々の学びを、今後時折ブログでご紹介できればと思っています。
さて本日は自己紹介を少し・・・現在、大学院にて建築学を専攻している修士一年で、所属している研究室では都市デザインを専門にしており、東京における市街地整備の過程に関する研究を行っています。学部生の時には一年生~三年生にかけて小さな小屋~街全体の問題を解決するための建築の設計製図と、だんだんとスケールアップして設計製図の課題をこなしてきました。今の専門が都市デザインであるため住宅のスケール感とは異なり庭が違うように思われますが、学部生の頃、設計製図の課題がスケールアップしていく過程で将来は住宅設計をしたいと考える時期がありました。その時にお誘い頂き、以降DAISHUで生の住宅設計の現場を学ばせて頂いております。自分の専門と照らし合わせると、都市を構成する最小スケールはその街に住む人と住宅であり”その街が好きだ”と思うには”いい住宅である”ことが大切であると考えるため専門を飛び越えて日々刺激を受けています。
自己紹介がてら自分が住宅設計に興味を持った学部生の頃に制作した作品の紹介をしたいと思います。
学部一年の後期には足立区に実在する敷地に対して木造住宅の設計課題があり、スタジオごとにテーマが与えられました。私のスタジオは「趣味の家」がテーマだったため、近所の人を呼び込んでミニコンサートを開催したり、実用面でもリモートワークの空間を土間とつなげることで公私の切り替えができるような設えにしました。また課題に取り組んだ2020年~2021年当時、コロナ禍真っ只中であった為、家籠りを見据えて屋上緑化をし、気軽に癒しを求められるようにしました。
200㎡の敷地に木造二階建てとDAISHUで施工する物件の2倍近くある贅沢な敷地でしたが実現したいことを全部詰め込めた物件となりました。建築を学び始めて半年で制作した作品なので部屋のスケール感や設えの詳細は滅茶苦茶ですが住宅設計に関心が向くには十分でした。
日々DAISHUでの図面作成に関与してきたからこそ感じますが、いま見返すと図面もなかなかひどいものです(笑)。
都市を専門にしながらもいまだに住宅に対して興味関心は尽きない為、今後もよろしくお願いします。