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夏休みにDIYで外構のフェンスを交換 ①竹の伐採
工事ブログ

2024.09.24

工事部の保坂です。
今回は現在進行中にある私の家のDIYについてお話しさせていただきたいと思います。

今年の夏季休暇は1週間程ありましたので、以前より考えていた「外構のフェンス交換作業」に手を出してみることにしました。
既存のフェンスはスチール枠に、木と竹を組み合わせて造られた既製品を張り付けたような具合で設置しており、時が経ち木と竹はグレー色に変色し、風雨や陽にさらされているので脆くなってきている状態です。

アルミ製、ステンレス製、スチール製、木製、どんな材料でどんな見た目にしようか。
アルミ製の既製品を嵌め込む?それともステンレス材を使って独自の製作材を取り付ける?
色々と考えてみましたが、イメージが湧きません。

家族に聞いてみたところ「和風がいいな。」という話でした。
和風?和風と言われても何の材料を使ってどんなフェンスにすればいいの?
そんなヒントから調べてみると「竹」が良いのかな?
→良いと思う
→良いとする!
となり、竹を使ったフェンスに交換する事にしてみました。

私は以前に工事で竹垣の施工に携わったことがあります。ただ、当時は竹垣の施工にあたり、深く追及する事や考えさせられる程の内容ではなかったので難なく完成し終わってしまい、造り方など頭の中に残っておりません。
インターネットで調べてみて、アルミ製・樹脂製の既製品、天然素材で組んだ製品を使って設置する事も考えてみたのですが、どうもアルミや樹脂製品を使う気にならず、天然素材に目を向けたのですが高額。
加えて同類材のフェンスを固定したり、支えたりする軸材も必要になるので100万を超えるDIYになってしまう計算。この案はダメだ。高すぎる。何かないか…
このような事を今年の春から頭の片隅に置いていたところ、車でちょっと地方を走るとあちこちに竹がボンボン生えている風景をよく目にして気づきました。
自分で伐採して資材を確保しよう。地方の親戚に聞けば竹が生えていそうな所を持っているかも!早速、連絡を入れると予想が当たり、OKをもらいました。

ようやく辿りついた資材確保までの経緯でしたが、事前に計画していた簡易な施工図では1m程の竹を縦使いで並べて11.5m分は必要です。

簡易施工図

真物の竹が6~7mだとして、全てが使える訳ではないので20~50φ程度として何本使うことになるのでしょう。
ここまできたらやるしかない!と夏季休暇を利用して資材確保に行ってきました。
人気が無く誰も居ない竹林。年々、酷くなる猛暑の中、予想以上に過酷な伐採作業でした。

始めたころは何本切った!と数えていましたが、切った竹の枝を落として整理していかなければ次の伐採をし難くなります。あまりの重労働で作業効率が下がっていきました。
フラフラになりながらも水分を大量に補給しながら竹を切り、もう何本切ったか分からなくなった…と思う頃、日も暮れてきました。

疲れ切った身体に鞭を打って、何とかトラックに竹を積み込み、作業終了としました。翌日、荷下ろししてから次の作業に入ります。我々、建設業もハードな面がございますが、林業は相当なハードワークだと痛感しました。

次回は荷下ろし後のお話をさせていただこうと思います。

この記事を書いた人

保坂雅憲

現場監督