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限界耐力計算 耐震等級3の注文住宅DAISHUの家
スタッフブログ

2017.05.29

こんにちは、住宅アドバイザーの松野です。
今日は家づくりの構造について話をします。

限界耐力計算って聞いたことがありますか?
現在、建築基準法施行令で認められている
構造計算法のひとつです。一般的にはビル等の
大規模な建物を計画する際に計算しますが、
当社が使用している制振装置evoltz(エヴォルツ)
では、ダンパーの設置検討に要する構造計算と
して、この限界耐力計算を使用して構造計算を
行なっております。

木造建築の場合、主に使用される構造計算は
許容応力度等計算という方法で構造計算を行います。

ちなみに、木造二階建ての建物は、
いわゆる四号建築物といって、構造計算の義務付け
がありませんが、注文住宅・JUDOでは
許容応力度計算を行い、木造二階建てでも標準で
構造計算を行い、且つ、耐震等級3を基本として
おります。

※耐震等級とは、等級が1から3まであり、
等級2は等級1で耐えられる地震力の1.25倍の力に対して
損傷を生じない程度を示しており、
等級3では等級1で耐えられる地震力の1.5倍の
力に対して損傷を生じない程度のものとなります。

なお、一般的に聞かれる壁量計算は、
厳密にいうと構造計算ではありません。

さて、限界耐力計算の話に戻りたいと思いますが、
話が長くなってしまいますので、
この続きは次回にしたいと思います。