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限界耐力計算 その2 耐震等級3の注文住宅DAISHUの家
スタッフブログ

2017.06.19

こんにちは、住宅アドバイザーの松野です。
今回も家づくりの構造について話をします。

前回、限界耐力計算について話をしました。
前回のブログはこちら→goo.gl/TF2C39

当社が使用している制振装置evoltz(エヴォルツ)を
設置するのにあたり、設置検討に要する
構造計算は、限界耐力計算を使用してます。
許容応力度等計算に比べ、大地震を想定しているため
構造計算としてより的確ではと考えられます。
(以下Wikipedia耐震基準より)
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<許容応力度等計算>
材料レベルで
(荷重による応力度)<(許容応力度)を確認。
中小地震で大きな損傷を生じさせないこと。

<限界耐力計算>
構造物全体&部材レベルで
(破壊確率)<(許容破壊確率)を確認。
建築物が存在期間中にきわめてまれに遭遇する可能性
のある大規模な積雪や暴風雨を想定した設計方法。
許容応力度設計が小、中地震を想定しているのと
比べ、大地震を想定している。
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限界耐力計算は、中小の地震が発生したとき建物が
「損傷限界」を超えないように、また大地震が発生
したら「安全限界」を超えないように確認する方法で、
耐力だけでなく変形も確認するため、許容応力度等
計算に加えて、制振装置evoltz(エヴォルツ)を設置する
のにあたり限界耐力計算を用いて、評点の向上を計る
ため、数値化したものとしても、より安心されるもの
となります。

※評点(上部構造評点)とは、設計図書や現地調査に
よって構造強度を計算し数値を求めます。
二階建て以上の建物については、階ごとに評点を割り
出し、その中で一番低い評点をその建物の評点として
考えます。

以下が、国府台モデルハウスにて限界耐力計算した
結果での評点改善(総合評価と平面図)です。
※上段がevoltz(エヴォルツ)設置前、下段が設置後


ぜひ国府台モデルハウスにお越しいただき、
揺れ(県道沿いのため、揺れがわかります)を
体感していただきたいと思います。

ご予約はこちら↓
https://www.daishu.co.jp/eventyoyaku/