HOME > スタッフブログ > 木の住まいの環境貢献を見える化! 土佐材

木の住まいの環境貢献を見える化! 土佐材
スタッフブログ

2016.06.16

こんにちは、住宅アドバイザーの松野です。
今日は桃井のブログに続いて第二弾、木材の認証について話をします。

当社の国府台モデルハウスでは、構造材や仕上げ材に土佐材をふんだんに使用しておりますが、
実は高知県から『CO2木づかい固定量認証』を受けております。

IMG_0145

※高知県と当社は全国77番目のパートナー企業(社長ブログより)→ http://goo.gl/yY57a1

木は成長する過程でCO2(二酸化炭素)を吸って酸素に変えるかわりに炭素化合物を木材として
固定しています。これを「炭素を固定する」と言います。
この機能を利用して、大気中のCO2を削減する「木材固定量」が近年注目されています。

木材は建築材に利用することで、数十年という期間、森の木々と同じように炭素を固定しています。
このため、木の家は「都会の森林」と呼ばれるそうです。

建築物などに木を使えば使うほどCO2は固定され、街が森と同じ役割を果たすことに繋がります。
また、室内にもふんだんに木を使えば、森のように室内の空気も美味しくなります。

仮に木材を燃焼させてCO2を排出したとしても、それはもともと木が吸収して固定していた
炭素が酸素と結び付いてCO2になったので、地球にとってはプラスマイナスゼロだと
言われています。そういった意味でも木材は環境にやさしい建築材だと言えるのです。

IMG_0050

木造住宅等の建築の場面で木材や木製品の購入を通じて温暖化対策に貢献することを、
より分かりやすく身近なものとして感じていただけるよう、高知県では高知県産材の使用量に応じて
CO2固定量の認証を行う「CO2木づかい固定量認証制度」を創設しており、
対象となる住宅に対して、『CO2木づかい固定量認証』を交付しています。

高知県がこれまでに認証した平均では、1戸当たりのCO2固定量は約10t-CO2です。
私たちは、電気やガス、自家用車のガソリンなどの使用により、1年間に1世帯あたり約5tの
CO2を排出しています。つまり、1戸の住宅による平均的なCO2固定量(約10t-CO2)は、
2年間分の排出量の固定に貢献していることになります。

国府台モデルハウスでも約2年分の排出量の固定に貢献しているようです。
当社の家づくりが環境に貢献していることの証明として、是非モデルハウスにお越しになられ、
ご覧いただきたいと思います。ご連絡をお待ちしております。