仮設について
2021.10.24
こんにちは、住宅事業部(設計)の黒沼です。
今回は仮設工事【安全編】について少しお話ししたいと思います。
仮設による安全設備はお客様へお引渡しする際には不要となり撤去しているものですが、工事を進めるうえでは必要不可欠で、そこで働く職人さん達が安全で働きやすい環境を構築するためには非常に重要な事項になります。
仮設で難しいところはただ設置すれば良いというわけではありません。
仮設材を設置するにも様々な法律や政令等に則って設置すること、また仕上げ物と干渉し手戻りが発生しないように計画をしたうえで現場管理を行います。
例えば仮設昇降としてハシゴ(ハシゴ道)を使用するときにはハシゴ先端を床面より600㎜以上突き出さなければいけない。
これは安衛則にて定められおり、他にも様々な法を遵守しながら計画を行っていきます。
建築工事従事者でよく使われる言葉で「仮設を制する者は現場を制する」と言われています。
そのくらい仮設計画には重要性があり、仮設計画がしっかりしている現場は段取り良く作業が行われ、キレイな現場=品質もしっかりとした現場になります。
DAISHUではそのような仮設工事においてもぬかり無く行い、安全な現場環境を構築することで現在も無災害記録を長年継続しております。
私はお客様にお引渡しした後に安心して住んで頂くために、まずは現場での安全第一を考えることによってより良い家づくりが行えると考えております。
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