HOME > 社長ブログ > 仕事初め「聖徳宮」(江戸川区)

仕事初め「聖徳宮」(江戸川区)
社長ブログ

2016.01.06

社員一同「聖徳宮」にお参りして
「安全作業」「事業繁栄」を祈願して参りました。

「聖徳宮」さんの神様は「聖徳太子」(574-622)です。
ご存知の方も多いと思いますが、建築業にとって聖徳太子は大切な神様です。

飛鳥時代に、今も使われる「さしがね」を考案した、とも言われる聖徳太子が棟梁を筆頭とした大工組織を構成し、都造りのため天皇のそばで建築の「木」に関わる職を「右官」、「土」に関わる職を「左官」と呼んでいたようです。

現在の建設業で「左官」以外の職種は設計も含め、「大工」より派生したものが非常に多いそうです。 最近よく使われる「意匠」というのは、「匠(大工)」が「意図する(考えた)」という意味でデザイン性を表す昔ながらの言葉とのこと。

奈良の「金剛組」という日本最古、いや世界最古の会社をご存知の方もおられるかと思います。578年、四天王寺(現在の大阪府)聖徳太子によって百済より招かれた3人の宮大工(金剛、早水、永路)のうちの1人である金剛重光により創業。江戸時代に至るまで四天王寺お抱えの宮大工となる。

本日は仕事始めに際し、歴史にまつわるお話をさせていただきました。

参考サイト Wikipedia 「大工」「金剛組」「聖徳太子

<余談> 578年に聖徳太子が百済から宮大工を招聘したと記述にあった。あれ、聖徳太子生まれたのは574年ともあり・・・4歳にして宮大工を招いたことになる・・・ご幼少から聡明であったとのことですが・・・ちょっと記述に無理があるようですね・・・以上はWikipedia情報から私の気づいたこと。いずれにしても建築と聖徳太子のご縁は大変深いようでございます。