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スペイン漆喰レビスタンプ 豆知識
スタッフブログ

2017.06.02

こんにちは、企画設計部の伴です。
今回は、スペイン漆喰の豆知識を紹介致します。

スペイン漆喰って?
スペイン漆喰レビスタンプは、日本の和漆喰と同じ石灰が主成分でできています。
しかし、大きく違うの点は厚く塗れるのが特徴です。
通常の日本漆喰が1mm程度なのに対し50mmも塗る事が出来ます。
結果、調湿能力が大きく違ってきます。
レビスタンプの内壁塗厚さは、3mmですが、下記のように差が出ます。

壁紙 日本の漆喰 レビスタンプ
平均吸湿量 14.0g/㎡ 81.8g/㎡ 125.0g/㎡
平均放湿量 5.0g/㎡ 68.2g/㎡ 119.0g/㎡

 

①夏の室内では、人体の体温の熱や暖かいの空気の熱は比熱の大きい物質であるレビスタンプの壁に吸収されます。(熱は※比熱の大きい物質へと移動します)
※比熱の大きい物質ほど、温まりにくく、冷めにくいです。水は液体の中で一番比熱が大きいので消火活動に使われます。
夏の砂浜では、同じ日射量であるにも関わらず砂の比熱が水より小さい為、熱くて歩けないことが有りますが、海には入れます。
②レビスタンプ壁は室内の湿気を吸収します → 室内の熱(空気)は、壁面の湿気(水)の温度に近ずきます。(室内が涼しくなる理由です)
③冬の室内の暖房で暖められた空気は、レビスタンプ壁面に吸収され蓄熱されます。(熱は比熱の大きい物質へと移動します)
④アルカリ性のレビスタンプは、殺菌効果が高く臭気の吸着性能に優れています。
⑤レビスタンプは、大気中の炭酸ガスを吸収しながら徐々に壁面が硬化してゆきます。石灰質独特の風合いのある壁面を保つ事が出来ます。
⑥ミネラル系(天然素材)の素材で構成されています。アクリル系のものは一切含んでおりません。自然のまんまといったところです。
お客様からは、室内に漂っている空気が全く違うとの事。特にアレルギーの皆様には敏感に感じられるようです。

以上スペイン漆喰レビスタンプの豆知識でした。スペイン漆喰のお家に暮らしてみませんか。