『アルミ vs 樹脂』 ②サーモグラフィー
2016.10.27
前回の社長ブログ『アルミvs樹脂』①でスプーンのお話をしました。
「アルミ」製と「樹脂」製でした。
赤の同系色ですが性質は極めて異なります。
その性格の違いを白日の下にさらしてくれるのが
赤外線サーモグラフィー(カメラ)です。
実は今回
「機動力のあるサーモグラフィーを入手」
「前真之先生の講演を聞く機会を得た」
この二つの幸運が重なり
今回の実験を思いつきました。(実験は次回紹介)
使用するサーモグラフィーは
「FLIR ONE」(2nd Gneration)です。
前先生のPCハードディスクは2TBの大容量。
そこに700GBのサーモグラフィー撮影画像が蓄積されているそうです!
家づくりは「物理と化学」を標榜する私としては、
目に見えにくい住宅の温熱環境を分かり易く説明する道具として
活用してゆきたいと思います。
私の撮影した写真ではありませんが次のような写真が撮れます。
- 面の温度分布として捉え、可視化情報として表示できる。
- 対象物から離れたところから、非接触で温度測定ができる。
- リアルタイムで温度計測ができる。
- 広い範囲の表面温度の分布を相対的に比較できる。
- 動いているものや、危険で近づけないものでも、簡単に温度計測できる。
- 微小物体でも温度を乱すことなく温度計測できる。
- 食品、薬品、化学製品などでも衛生的に温度計測できる。
- 温度変化の激しい物や、短時間の現象でも温度計測ができる。
<日本赤外線サーモグラフィ協会サイトより引用>
英語ですがFLIRのCEOによる「FLIR ONE」(2nd Gneration)紹介映像