暖めることの大切さ
2015.12.19
最初に次のことをまずご理解下さい
「体温を上げると健康になる」 ⇔ 「体温が1度下がると免疫力は30%低下する」
正常な体温(平温)は36.8度±0.3~0.4度 <36.4度以下が「低体温」の定義>
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風邪の時、体温上昇は免疫細胞(※主にTリンパ球)が闘っている証拠
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健康な人でもガン細胞は、1日に約5000個もできる
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そのガン細胞を免疫細胞、リンパ球が攻撃して毎日死滅させている
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免疫力30%低下はガン細胞1日1500個近くの増殖の危険が高まる
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35度台の低体温のときにガン細胞が最も活発に増殖する
さてさて、もし山で遭難し、低体温になったらどうしますか?
暖かい部屋に運び、体を毛布でくるんだりして体温を上げる努力をします。
ですから「家の中はいつも暖かい」が最高ですね。
低体温はエアコンの使用とも密接な関係があります。
1年中、24時間 エアコン空調の中に居て、汗をかかないでいるとどうなるか?
脳の視床下部にある体温中枢を刺激する機会が失われ体温調整の発汗中枢に誤作動を生じてしまうそうです。
これも大きな低体温の原因になるとのこと。
長々書きましたが、エアコンに使用が最小限で住む家、冬寒くならない家、
夏適度に汗をかく程度で暑くならない家が良いこと、お分かりいただけたとおもいます。
そしてヒートショックのことを考えたら家のなか全体が一定の温度範囲になっている。
さらに、一生涯を通じて省エネルギーを実現できる「住宅をつくる」!
いつものことで恐縮ですが、弊社はこのような住宅づくりに邁進したいと思います。
是非、長い目でみた賢い家づくりをして下さい。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
因みに、自ら体を冷やさない方法は「筋肉をつける」です。筋肉は人体最大の熱生産器官。筋肉がなくなると、体温も下がります。シルヴェスター・スタローンが「クリフハンガー」という映画で、薄いシャツ一枚で極寒の山で救助隊として活躍するというのがありましが、あのような筋骨隆々は体温低下に有効だということですね。