夏休みにDIYで外構のフェンスを交換 ③交換作業-1
工事部の保坂です。
紅葉の季節ですが、8月のお盆休みに始めた私の家のフェンスのDIYについて、引き続きお話しさせていただきたいと思います。
フェンスに使用する竹材の下処理作業が終わったので交換作業前半に入ります。
交換作業と言っても既存のフェンスを撤去しなければならないので、まずは撤去作業を済ませます。
造るのは色々と難があるものの壊すことは簡単でした。
壊した後はフェンスが復旧されるまで仮設ネットを張っておきます。
次は竹を取り付けるための枠組み作業です。枠組み材に何を使おうかと悩んでおりましたが加工しやすさ、竹の固定を考慮して木材を使用する事に致しました。
屋外に設置されるので経年劣化により朽ちやすい環境になる為、塗膜を施して防腐や防虫を兼ねて保護を加えた木材を使います。
この塗装作業も意外と作業時間を取られました。古い材はペーパーや鉋をかけて、1回目の塗装、乾燥したら2回目、それが乾いたらようやく資材として加工が出来るようになるので、進みが悪いです。
ただし、家族から長年邪魔だと言われ続けてきた、自宅の車庫や犬走に置いていた木材が捌けました!
塗装済みの木材を簡易施工図のように組めるよう、フェンス設置部を実測して縦残と横桟を切断加工致して切り口へも保護塗装を塗っておきます。
ここまで手をくわえたら各部材を突き付けながらビス固定して枠組みへと進んでいくのですが、本職ではないので微妙に予定していた寸法とズレていたり、垂直に切断できていないと枠の形が少しずつ歪んだり、隙間が空いている事でガチっと枠が固まらず形を維持してくれません。
若干、長い分には削り落とし、短くなってしまった部材はその他の部材にまわして再度、新たに切断加工+塗装作業を踏んで組みあげていきました。
ようやく竹の加工に入ります。
組みあげた枠へ縦桟として嵌め込められるよう、30~50φ程度の竹を枠の寸法に合わせてW寸法÷竹の径数でおおよその必要数を算出して切断します。
その後に我流の感性で並べてみて出来上がりのイメージをします。
手間がかかるのですが、この作業をやっておかないと竹の径数が一定ではないので妙な隙間というか空きができてしまうので面倒ですが踏んでおきたい内容です。
並べてみると分かるのですが竹は必ずしも真っ直ぐではなく曲がっていたり、節同士が横並びになると節の無い部分の空きが広くなりすぎて納得できない状態にもなる事もあり、色々と考えさせられました。
並べ方を想定したら、使う竹を水洗いします。竹を間近で見るとカビのような黒い点々や、表面の薄皮が白く脱皮したような状態になっているのでスチールウールたわしで綺麗にします。
綺麗になった竹が乾いたら木枠に結ぶ作業へと進んでいきます。
次回は交換作業後半のお話をさせていただきたいと思います!