雪の日の楽しみ
2022.02.14
今年に入り2度目の雪が降りました。
Jモデルの和室には、暖かい室内でゆったりとした時間を過ごしながら雪景色を楽しめる雪見障子があります。雪見障子は下半分がガラスで出来ていて、障子を閉めたままでも外の景色を望めます。目隠しをしたい場合は、ガラスの前の上下に動く孫障子を下げれば事は足りるのですが、下げる程度により景色の切り取りができるので、ちょっとした旅行気分が味わえます。又、雪見障子を設ける事による効果は情緒の部分だけではなく、断熱性能の向上をもたらします。Jモデルの場合は屋外側からシャッター⇒樹脂サッシPG(Low-e アルゴンガス入り、樹脂スペーサー)⇒サッシと障子との間の緩い空気層(静止空気層ではありません)⇒障子のガラス⇒ガラスと孫障子との間の緩い空気層⇒孫障子となり、全てを閉じた場合の就寝時を想定した断熱効果は非常に高くなります。
楽しみつつも温熱環境が良くなる日本古来の障子は、つくづく優れものだと思います。
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