二世帯住宅の計画『一部共有』はどこを共有している?
住宅アドバイザーの山田です。
前回、『完全同居』『一部共有』『完全分離』と住まい方によって、かかる費用が変わるという話しをしました。
そして私の計画も『一部共有』ですが、どこを共有するかはまだ未定です。
家族と相談するために調べてました。
そもそも一部共有とは、何らかの空間・設備を共有する事を指し、
親世帯、子世帯と別々に設備を設けることなく、設備を共有する事でコストを抑える事が出来る計画です。
当然ながら設備が多いと費用が増します。何故なら設備の個数分費用が発生するからです。
では、一般的に一部共有とはどの部分を共有する事が多いのかを調べてみました。
一部共用タイプでは、どこを共用している? | |||||
1位 | 玄関 | 78.4% | 4位 | リビング | 37.1% |
5位 | ダイニング | 34.5% | |||
6位 | 階段 | 30.2% | |||
2位 | バス | 75.0% | 7位 | 洗面所 | 25.9% |
8位 | トイレ | 21.6% | |||
3位 | キッチン | 38.8% | 9位 | 納戸 | 14.7% |
10位 | ベランダ | 12.1% |
出典:「2014年 注文住宅動向・トレンド調査」(リクルート住まいカンパニー調べ)
玄関、バス(浴室)を共有する事が多いようです。
玄関が2つより、1つの方が居住空間が増える。
バス(浴室)が2つあると、湯を張るランニングコスト(水道代とガス代)が2倍になる。
などのデメリットがあるからでしょうか?
掃除面を考えてもなるべく共有にした方が楽です。
お風呂掃除は大変ですよね。
逆に洗面所(洗面化粧台)とトイレは共有しない方が多いようです。
朝の通学・出勤の支度など同じ時間に集中してしまう様な場合は、複数ないと特に困ります。
また、ドライヤーの音、水の音は響きます。
共同で生活する上でストレスにならないよう設置場所を考えてプランする必要があります。
もちろん、費用よりプライベート空間が譲れないなどの理由で、設備を別々にする場合もあるでしょう。
別々にした場合にどのくらいコストが増えるか?
または、LDKが小さくなる、収納が少なくなるなどの影響が無いか?
なども考える必要があります。
二世帯住宅の『一部共有型』について考えることがたくさんありますが、
DAISHUは二世帯住宅のご計画を多数扱っております。お気軽にご相談下さい。
■山田の家づくり計画 過去記事
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