このたび、株主総会ならびに取締役会におきまして、ご勇退された矢野前社長にかわり、新しく代表取締役社長の大任を拝礼いたしました、清水道英でございます。

私は、「現場第一主義」をかかげ、四半世紀余り、常に現場の最前線に身を置いてまいりました。
「もの造り」が大好きな私は、建物が完成していく様を見ることが何よりも楽しく、また、見ずにはいられない性格です。
その性格が災いしてか、現場に足を運んでは色々と気づいた事を関係者に指摘して廻るので、建設現場では、かなり煙たい存在であったと思います。

建築という仕事は、工場生産のように正確に、また、予定通り進行するものでは無いと考えています。
少し強引ですが、例えるなら「わが子」のような物ではないかと思います。
言う事は聞かないし、そっぽを向くし、創造通り（予定通り）に動いてくれません。
でもそこが、とてつもなく「可愛いところ」なのです。
なので、完成したときの感動は言葉になりません。（わが子が成人したり結婚したりする時の喜びと似ているのかもしれません）

これからも建設会社としての使命を全うし、皆様から愛され、必要とされる存在であるよう努力していくことをお約束申し上げて、私の代表取締役就任のご挨拶とさせていただきます。

株式会社ＤＡＩＳＨＵ　代表取締役社長　清水道英