マリーアントワネット時代の窓って?
こんにちは、コーディネーター加藤です。
先日、今話題の「マリーアントワネット展」に
娘と二人で行ってきました。
ギロッポン(六本木)なんて、
最近また使われてる造語ですが
何十年かぶりに、はるばる行きました~ギロッポン♪
マリーアントワネット展が大人気なのは聞いていましたが
まさかの大混雑120分待ち!
ディズニーランド並みです。
スタッフに伺ったら、夕方なら少し緩和されるとの事。
ちょうど12時に着いたので、何といってもここはギロッポン、
普段は行けない、洒落なレストランでランチをしながら
時間を潰して夕方にまた行こうか?と娘に持ちかけると
年中ダイエット中の娘は「都会を歩く!」と
なんと二人で六本木から竹下通りまで3時間半歩き通した、、、
私は途中で何度も「ランチしようよ~!座りたいよ~」と
懇願したが却下。
翌日、全く体重は変わらないが筋肉痛だけが残った。
さて、本題のマリーアントワネット展ですが、
会場内も大混雑でしたが楽しかったです。
斬新なファッションに可愛らしい刺繍、
何より寝室の水色使いが好きです。
★キラキラですね~★
眩しくて熟睡できないと思う小市民の私でした。
また、この華やかなベルサイユ宮殿では窓も凄かった!
「フランス窓」は、今でも窓の種類名で言いますが、
床面まである両開きのガラス窓のこと。
テラスやバルコニーに面して設けられ、
出入りができる窓の意味でも使います。
これはベルサイユ宮殿の窓ですが、凄いですね~。
しかしこの時代、ガラスはとても高価で
窓がある家に住むのは憧れだったようです。
しかもこれだけの装飾を施したビックサイズともなれば
相当な価格だと思われますね。
でも、これだけ開口部があったら寒いでしょうね~。
現在、DAISHUで標準にしている
YKKapw330は、2重窓で
最高ランクの断熱窓ですが
当時はそんな物はないので、
木製雨戸〈フランスヴォレー>や、
布団並みの分厚いカーテンがよく見られます。
床に引きずるほど、窓をスッポリ包むカーテンは
インテリアだけでなく、
実用的な物だったのかもしれませんね。
現在ではそれに替わって、ハニカムシェードなど
断熱効果の高いブラインドがあります。
また、室内が寒いので壁にタペストリー、
床には絨毯を敷き、寒さを和らげていたそうです。
ベルサイユの生活は基準になりませんが、
窓、家自体の性能が進化し、
高気密高断熱の家でくつろげる現代は、
また違う贅沢な暮らしだな~と思いました。