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私の本棚
スタッフブログ

2016.12.01

こんにちは、設計の加藤です。

最近、小学校高学年の息子が本を読んでいるのを
家で見かけるようになりました。
内容は、絵が入ったなぞなぞ物や歴史本というところでしょうか。
種類はともかく微笑ましいものです。
私は読書が好きで、自宅の玄関には私が設計した本棚があります。
内容が軽い物や重い物、様々種類はありますが、お客様がいらっしゃったときに
私の人となりがわかってほしいと思って造りました。
大抵、いらした方はビックリしますが、その場で玄関框に腰かけて
本を読み始める方もいらっしゃいます。
その前に「お茶でもどうぞ」という感じなのですが・・・

玄関に限らず、本棚はパブリックスペースに設けたいという気持ちがあります。
それは、お子様がいらっしゃるご家庭は特にですが、お子様が目につきやすい
場所に本があると、本を手にとりやすくなるからです。
私の本棚は床から天井まで高さがあるのですが、子供の目線の高さには
読んで欲しい本を「面出し」で置いてあります。
※面出しとは本の表紙が見える置き方です。

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残念ながら今現在、見てる雰囲気は全く無いですが、まだ小さい娘に
期待したいと思います。

本棚は、本を収納する場所、デザインをする場所だけとは思っていません。
私が仮に子供の成長を見れなくなってしまった場合に、子供が私が読んだ本を見て
元気づけられたり、大きくなって壁にぶち当たった時に
「お父さんも悩んだ事があってこんな本を読んでたんだ」って何かしら
ヒントを与えられるような分身であってほしいと思っています。