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二世帯住宅を考える②
社長ブログ

2016.12.14

本日はネット投稿によせられたお話をいくつか引用転記します。リアルですよ!

 

「適度な距離感が大事!」

結婚して子供ができるまでは別々に暮らしていましたが、出産を機に一緒に住むことになりました。同居前はとても仲が良く本当の親子に間違われる事もあるくらいでした。部分共有型の二世帯なら大丈夫だと思っていたのですが甘かったです。我が家は母屋と離れの構造になっていてキッチンとお風呂は共有になっています。それぞれ食事は別に作っているので、食事の時間になるとどうしてもキッチンが混んでしまい義母に気を遣いながら料理をしなくてはいけません。私たちの食器や調理道具などの片付け方が気にいらないと勝手に直したり、口出ししてきます。

また一番のストレスは子供(孫)の食事に対して口出ししてくることです。味が濃そうとか、食べにくそうとか、お菓子やジュースをあげたらとか・・・全部聞いているとうんざりします。こんなことなら完全分離の二世帯にすればよかったと思います。今はなるべく食事の時間をずらしたり、共有部分には必要な時にしか行かないように適度に距離を置いています。義母が近くにいてくれる事は子供にとっても良い環境だと思うのでなるべくストレスにならないようにしています。

 

「日々冷戦です」

新婚当初は近所にアパートを借りて住んでおり、姑とは可もなく不可もない当たらず障らずな関係でした。どこからともなく二世帯同居の話が持ち上がり、今の賃貸の家賃が浮くならという事でメリットしか考えずに二世帯同居へ。ここで気が付いておけばよかったんです。夫からすると二世帯とは言えホーム、嫁に私には完全にアウェーな環境なのです。まず都合のいい事は「夫たち」、都合の悪いことは「あなたたち」と明らかに悪事を嫁のせいにするようになり、あからさまに「私(姑)は人が入った後のお風呂は苦手だから・・・」とお風呂も1度抜いて沸かさないと入らず。それで水道料金が値上がりして「あなたたちが来てから水道料金が倍以上…」なんて言われます。

他にも鬱積したものが山ほどあり、ストレスが掛からない日なんてないです。耐えられず、ここを出て家を建てようという話を夫としましたが、土地を買うのが勿体ないからと実家の敷地内に家を建設する事に。未だにアウェーですが極力姑とは顔を合わさないようにして、今では盆正月しか顔を見ません。世の中、そんなに甘い事もそうそう起こらないな…と二世帯同居してみて心底思いました。子供には絶対に二世帯同居は勧めません(笑)

 

「仲がいい姑ともっと仲がよくなる」

結婚当初は、妻が家を出たいということで別々に暮らしていました。妻の家から少し遠いところに引っ越ししたので、姑とも仲良く過ごしていました。第一子を妻が妊娠した時から状況が変わりました。妻がほぼ毎日実家に帰っていたのです。愛犬が気になるそうです。ほかにも理由があったかも知れませんが、問い詰めても何もならないので私からは話さなかったです。
妻の実家は亡くなった祖母との2世帯住宅でしたので、祖母の部屋に住むことになりました。妻の実家の近くに住みたかったのですが家賃が高く駐車場も別途借りなければならないので、妻の実家を選択しました。初めは嫌でしたが、住んでみると快適な環境でした。姑にもかわいがっていただいているし、むしろ別々に住んでいた時の苦労のほうが大変だったと思います。姑に感謝しています。

「孫ののお風呂争奪戦が…」

私は長男なのでいずれは実家の近くに家を建てて暮らそうと考えていたのですが、たまたま実家の隣の方が家を手放すこととなったのと、昔からの付き合いもあり、その土地を私達が買い取ることになりました。そして、隣に新築を建てようかと思っていた矢先に、両親から実家も解体し大きめの2世帯住宅を建てないかと持ちかけられました。妻の了承もあり、私たちは玄関や住居スペースを分けたプランで設計した2世帯住宅を建てました。そのプランの中には親世帯側の住居スペースのリビングやお風呂は家族や親族の集まれるように大きめのものにしようということになり、そのように建てました。

実際、私以外にも兄弟がいますので、実家に帰省してくる兄弟のためにも良かったなと思っていますが、私の子供たちが親世帯の大きなお風呂を気に入っていまい、私とはお風呂に入らず、親世帯のリビングで暴れ回り、その後お風呂に入って帰ってくる毎日です。私の仕事の後の楽しみと言えば子どもと遊びお風呂に入ることだったのに…、私以外の家族はみんな2世帯住宅にして良かったと言ってます…

「姑と小姑がいつもご飯を食べに来ます」

私は、30歳で今の家内と結婚をし、35歳の時に二世帯住宅を建てました。私たちは二階部分に住み、家内方のご両親と家内の妹が一階に住んでいます。二世帯住宅に住み始めた頃は、お互いに気を使っていましたので、特に問題はありませんでした。ところが、38歳の時に第一子が生まれてから、様子が変わってきたのです。子供は家内のご両親にとっては初孫になります。そういうこともあり、孫はかわいいものと理解していましたので、頻繁に訪れる姑と小姑のことは大目に見ていたのです。

ところが、子供が1歳、2歳になるにつれ姑や小姑は子供がかわいいということで我が家に来ているのではないと気が付くようになりました。子供が家にいない時も私の家にやってきて、いろいろと食べたり飲んだりしていきます。休日などは朝から朝食を我が家に食べに来ます。それも起きたままの恰好でやって来るので、私にしてみれば少し神経を疑いたくなります。要するに姑と小姑は自分で食事を作るのが面倒なので、私の家にご飯を食べに来るのです。一度、あまりに目に余るので、義父に相談をしましたが全く聞く耳を持ちません。明らかに、以前に比べ我が家の食費は上がっています。そう悩んでいた所、幸か不幸か、私に辞令が出て転勤となりました。数年後、地方勤務が終わり二世帯住宅に戻りましたが姑は体を壊し入院し、小姑は結婚をして家から出て行きました。今では平穏に二世帯住宅で生活しています。

二世帯住宅トラブル体験談15より
<引用おわり>
トラブルあり。更に仲良くなったというのもあり。 転勤や時間の経過が解決してくれたそんなお話もありますね。 つづく