家づくりと資金計画
こんにちは、アドバイザーの松野です。
今日は「家づくりと資金計画」について、少し触れたいと思います。
家づくりにおいて、資金計画はとても重要な要素です。
ほとんどの方は、予算組から住宅購入または土地からの購入で計画されると思います。
しかし、予算をなんとなく把握して、家づくりをスタートされる方がとても多いです。
さて注文住宅の場合、どのくらいの資金計画で考えればいいのでしようか?
ご家族によって千差万別ですが、資金計画を考える上で目安になるものは3つです。
<建物本体工事・付帯工事・諸費用>
この3つの費用とその内訳、そして支払うべきタイミングをしっかりと理解できれば、
迷われることなく、家づくりに専念できます。
特に注意が必要なのが、建物本体工事以外の付帯工事や諸費用です。
また土地購入からの家づくりでは、さらに諸費用が膨らむことも案外知られておりません。
建物本体工事はまさに建築部分になります。
付帯工事とは建築に付帯して掛かる費用をいいます。
例えば、水道・ガス・電気などの引き込み工事、
外構工事や解体工事など、また付帯工事ではないですが、
建築本体工事に付帯する費用として、
設計・測量・各種保険(瑕疵保険など)などもあります。
※会社によって建築本体工事に含める項目が異なるため
注意が必要です(坪単価の表記が違うなど)
付帯工事(設計など含め)の目安としては、
概ね200~500万円(建物規模や計画、敷地の条件により異なる)です。
そして、諸費用は建築以外の費用をいいます。
わかりやすく言えば、建築会社とは通常別に掛かる費用です。
登記費用や火災保険、引っ越し費用や融資に掛かる費用などがそれに該当します。
諸費用は人(や条件)によって異なりますが、
最低でも100~300万円は必要です。
特に諸費用で注意が必要なのが、土地から購入される方です。
通常土地から購入される方は、土地購入の際に手付金を支払うことが一般的です。
また土地を全額購入する手持ちの資金が無く、多くの方はその部分を融資であてがいます。
一般的に住宅ローンや住宅ローンのつなぎ融資というものを利用して土地を購入されます。
資金的に痛いのが、融資部分の費用(事務手数料など)や不動産購入時の仲介手数料、
登記費用などは自己資金(手持ちの資金)で支払うことが一般的で多くの方は、
資金計画になかった費用に苦労されるようです。
ここまでのおさらいです。
建築に掛かる費用としては、<建物本体工事・付帯工事・諸費用>の3つがあります。
家づくりの計画段階で各費用の目安(費用と項目そして支払いのタイミング)を
把握されますことをお勧めします!
ご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。
0120-844-200(松野)