結婚してから「いずれはマイホームが欲しいね」という話をしていたのですが、自営業なものでなかなかローンが通りづらかったんです。そのローンが通ったので思い切って建てましょう！と。

以前は千葉市の花見川区というところに住んでいました。そこは貸家の一戸建てで築２５年くらい経っていまして、断熱材が入っているのかどうかわからないのですが、冬は寒くて、夏は暑い。日当たりもよくなかったですね。

次に建てるなら、あったかくて明るい家にしようと思っていました。 あとは間取りが変でした。リビングの中にトイレがあって。以前に住んでいた方がおばあちゃんで、そういう改築をしたみたいです。

お客様が来ると、シーンとしているところにトイレの音がしてしまうので、お客様に１階のトイレをお使いいただけないという状態。 １階に広いリビングがあって、中二階が１部屋。で、もう１つ上がったところに２部屋の３ＬＤＫという変わった間取りです。ただ、駐車場があって、仕事の車と合わせて３台止められたんです。それで３年ちょっと住んでいました。

それで、その間にローンが組めたから、家を建てることにしました。 土地はいろいろ探しましたが、最終的にここになりました。
仕事は現場仕事なんですけど、やっぱり事務仕事もあるじゃないですか。それで、やっぱり子どもが小さいので、リビングとかで仕事をすると触っちゃうんですよ、紙とか。（笑）

あとは収納が不便でした。
夫婦２人とも趣味が多いんですが、その趣味のものをしまうのに、分散してしまうんですよ。
手芸、ネイル、染物、ダンスなど多岐にわたっているんですが、例えば手芸は手芸のカテゴリーに置いておきたかったんですけれど、手芸カテゴリーと言ってもたくさんジャンルがあるじゃないですか。
でも、同じところにしまえないから。じゃあ、布はこっちで、道具はこっちで、ネイルはこっちでって収納してたんですけれど、分散していて片付けに時間がかかるから、面倒になって汚れていく（笑）。

今は、（リビングの一角を指さして）それを手芸部屋に全部収納できるようになりました。 子どもがテレビ見てたり、こっちでなんか作ったり絵をかいたりしてる時も、あそこで、ミシンかけたりしながらでも振り返って、「お腹減ったー？」って声かけたり、話もできるんです。しかもロールカーテンがあるから、隠しておけるんですよ。

洋服作りとかって時間がかかるので、１日じゃ仕上がらないんですよ。でも、まち針で打ってたりして、片付けるとずれるから置いておきたいんですよ。そのままロールカーテンバーで隠しておいて、次の日また同じところから始められるんです。

とにかく寒がりなので暖かい家、あと骨組みとかをしっかり作っている家がよかったというのと、ウチは書斎や手芸部屋などの要望も多くて、そうすると、いろんな所に大きなモデルハウスを持っているような会社だとすごく値段が高いんです。
で、仕様書みると「う～ん」となってしまうことが多くて、それでハウスメーカーではなくて、地元の工務店さんでもいいのかなぁって思って、いろいろネット探してみたら、ＤＡＩＳＨＵさんは口コミがわりと良かった。

でもそんなに金額が安いとは書いてあるわけじゃなかったので、どうかなと思ったんですけど、話だけでもと思って聞きに行きました。返ってきた値段はそんなに変わらなかったんですけど、標準仕様で無垢の床材を使っていたり、同じ値段で吹き付け断熱を入れられたりしたんです。

あとは例えば、ここに棚を足して欲しいとお願いした時に見積内でやってくれたりということが多かった。しかも言ったことに対してのレスポンスも良かったです。いろいろな会社に行ったんですけど、「こうして下さい。」と言ったことに対して、次に行った時に返って来なかったり、レスポンスの悪いところだと、この先やり取りするのが面倒だな、不安だなって思いました。

ネットで調べる時はキーワードは沢山入れたんですけど、「千葉」「注文住宅」、あとは「地元」、「安い」とか。あとは「口コミ」でしょうか。「千葉」「注文住宅」「口コミ」はよく調べて、掲示板のようなものがいっぱい出てるんですよね。それで口コミが悪かった会社を除外していきました。 あとはＤＡＩＳＨＵさんのＨＰを見ると、自分のところで施工していると書かれていて。
大手だと丸投げするじゃないですか。あれがどうしても抵抗があって、そういうところは除外していったら、６０社ぐらい見て、残ったのが７社ぐらいでした。

バリっぽい住宅が好きだったので、最初は海外っぽいメーカーさんとか調べたんですけど ＨＰ開いてからが長いんですよ。「憧れの～」「住まいが手に入る」ってふわふわーって出てきて。それがフィルターかけてるみたいでうさん臭いと思ってしまって（笑） ＤＡＩＳＨＵさんのホームページはシンプルで見やすかったです。

あとはＤＡＩＳＨＵさんはとりあえず出来ないものは「出来ない」し、出来ることは「ここは頑張ります」って返ってくるし、わかりやすい、嘘をつかない。で、スパッと返ってくる。ほかの会社は、出来るんだか出来ないんだかよくわかんないことが多い。

他社は「こういうことをしたいからこういう人連れてきてください」って言っても、次回はわかる人を連れて来るって言ったのに、来なかったりとかする・・。設計士さんなんて、いつまでたっても出てこないんです（笑）。次連れてくる、次連れてくるって言って４回ぐらいそれが続いて、「ちょっとないな」って思ってそこは除外しました。
それなのに値段はどうですか？って毎回聞かれるんです。３時間ぐらいかかっているのに、前回と話の内容変わらない。あとはすごい急がれるんです、契約を。「どうしますか？」って。それで一度「決めます」って言ったんですけど、そしたら「明日１００万払ってください」って感じで。でも「ちょっと待って！」ってなったんです。
仕様書で、ギリギリの価格で契約って感じだったんです。だから後でここはこうしたいとか出てきたら、途中で１００万ぐらい増えるんじゃないかって・・・そしたら予算がオーバーで、ここでは建てられないってなるだろうって思ったんです。
ここまですごく一生懸命、工務店さんを探して、もう何十時間も打ち合わせをして、ようやく決まったのに「やっぱりごめん」っていうのは本当に申し訳なかったんですけど、結果良かったです。

そのあとのＤＡＩＳＨＵさんは、一番最初に偉い方がきて。話していい感じかなあと思ったんです。それで、その次に加藤さんと中村さんが来て、「こういう間取り考えててきたんですけど」って出してくださったものに、「あぁ、全然ダメです。ここはこうですね。」って伝えたら、次に持って来たのがすごく良かったんですよ。「こうしたいんだよ」っていう、素人の意見をうまくまとめてくれるのがよかった。

１つ目は人。清水部長（取締役）も気さくで、飲んだら楽しい方で。加藤さん（インテリアコーディネータ）は話しやすくて、嫁さんとあってましたね。女の人だし、奥さんとうまくやってくれたら、多分丸く収まる。家庭もそうだけど（笑）
主婦目線の話もそうだし、加藤さんもバリに行ったことがあって「なんか、こんなのあっちによくありますよね。」みたいな話をしたり。私（奥様）個人的に娘と二人でディズニーが好きなんですけど、ディズニーのウインドウ（ディスプレイ）をつくっていたんですよ。そしたら、ディスプレイのお仕事をされていたらしくて、家のことではなくて家を作ったあとにどういうディスプレイをしたらいいのかとか、インテリアについても相談に乗ってくれました。それが決め手になりました。
家を作っている段階で、どういう風にテレビを置いたらいいかとか、暮らしやすくちょっとかわいいとかそういう相談しやすいと思いました。

設計の中村さんはストレート（笑）。「この予算内でこれいけますか？」「いや、足んないっす」みたいな（笑）。でも濁されるよりはいいです。注文住宅の雑誌見ていると、「ここの設計士さんは無理とか言わないで頑張ってくれたんですよ」とかよく書いてありますけど、絶対嘘だと思うんです。だって自分たちの予算で、建坪があって。
だから、無理なことは出てくるじゃないですか。だから、言ってもらったほうがいいです、無理なことは無理って。でも、言いっぱなしじゃなかったんです。「だったら、これは無理だけど、これをこうしたらどうですか？」とか、代替え案を出してくれたので。そっちのほうが信頼できました。

大工の荘司さんが凄く面白かったです。現場の監督の木村さんにも特に不安はなかったです。大工さんは、想像と違っていると伝えると、そこで直したりとか。


２つ目はやっぱり、自社工事ですね。自社工事じゃないとイヤだったので。自分たちも一緒に作っている感があるんですよ。

３つ目は、オプションです。加藤さんのようなインテリアコーディネータの方がしっかりいて、自分が思い描いている家を形にする手助けをしてくれました。
一番最初に収納計画さんという方たちがいて、苦手な収納の手助けがあったのも、大きかったです。そういうことをさらっとやってくれる。

うーん。「お金足りるかな」ですかね。ローンは安くないので。
でもそれは、決めたからには行ってしまえと。足りなかったら後で足すかという感じでした。
最終的にDAISHUさんに決めるときは自分の感覚、感性。ダメな気がすると思うと、後々絶対だめになるんですよ。

１つ目は床を塗った事です。
主人の希望は、「パイン材。絶対パインがいい。足触りが柔らかいから、絶対パインがいい」」って言ってたんですけど、私（奥様）はエスニック雑貨が大好きだから、白だと北欧っぽくなってパインだと合わなくて。
そうしたら「塗れますよ」って、２人の希望が叶いました。パインを塗ってくれたところから全部がパンパンパンって決まっていったんですよ。部屋に合わせて壁紙も選んだし、家具も選んだし。無垢床とパインがいいっていう主人の希望と、私はシックな色がいいっていう希望を叶えてくれました。

２つ目はシュークロークかな。
玄関入って、書斎とシュークロークが同じ３畳３畳なんですよ。最初図面読んだときに、「これいいな」って思ったんです。大きくて十分な広さです。

３つ目は細かい部分の提案です。違う場所に手芸のコーナーを作ろうと思っていたんですよ。でも中村さんにあっち（現在の場所）はどうですかって提案されて、そのほうが、「お客さんの目につかないかな」と思ったんです。元の場所だとロールスクリーンにしても「何？」って開けちゃうじゃないですか。だから今の場所のほうが良かったです。 「中村さんの言うとおりにしておけばよかった」って思うことがありました。

足が気持ちいいです。朝、出勤する直前まで靴下履かないです。

朝、いろいろ顔洗ったり準備するじゃないですか。もう作業着に着替えてるんですけど、靴を履くぎりぎりまで裸足です。ぷにぷにして柔らかいから、ひんやりせず暖かいです。普通のフローリングってワックスでピカピカしていて苦手で。理由の１つは、ピカピカのフローリングって、足がペタペタするじゃないですか。実家がそうで、嫌だなーって思ってたんです。それで無垢材のお家に入った時に、「こっちがいいよね」って。夏もすごくいいんじゃないかと思います。

あとは、お掃除しやすいです。やっぱりキチンと収納できるからなのか、掃除しやすいです。そして、私達は生活しているからわからないんですけど、遊びに来る人は「木の匂いする」って言いますね。とにかくいい感じです。

あとは家事の導線がいいよね。こちらの希望を叶えてくれました。

根気よくかなぁ・・・注文住宅を建てるには。
マクドナルドのセット商品を買うと考えることがなくなるじゃないですか。セットで決まっているものがあって、ハンバーガーとポテトがあって、ジュースがあって。ジュースを選ぶくらいのもんじゃないですか。

だけど注文住宅ってそうじゃなくて、パンはなんの小麦を使って、どういうパンにして、何中身入れてとかって、そういう全部自分で決めなきゃいけないから、その時のポイントはやっぱり根気なんですよね。自分が疲れちゃうと、「あぁもうそれでいいです」ってなってしまう。私もそうなったんですよ。だけど、加藤さんが「でもＭさん家はこっちがいいですよ」って言ってくれたりしてなんとか保てたんです。自分との戦いです。 工務店を選ぶポイントは直感的なところもありますね（笑） 話していて信頼できる人っていうのと、あとはやっぱりどこからがオプションでどこからは普通にしてくれるかという線引きをちゃんとしてくれる工務店がいいです。

じゃないと見積もり内では絶対おさまらないし、見積もり依頼がいくらかかるのか契約前にある程度ちゃんとわかっていないと、あとで「ここをこうしたかった」って直したくてもできなくなると思います。「えっ、これオプションだったの？」っていうことが、ＤＡＩＳＨＵさんは比較的少なかったと思います。

強いて言えば少なかったですけど、さっきのこれはオプションっていうのをもっとはっきりさせてくれるともっとよかったです。

あとは頑張って知名度を上げていただきたい（笑）。売れてください（笑） 友人に「どこで建てたの？」なんて聞かれた時に、ＤＡＩＳＨＵって答えると「どこそれ？」って言われる（笑）。「でもしっかりした会社なんだよ」って言うんですけどね。

ＤＡＩＳＨＵさんの点数、満足度は９０～９５点ぐらいかな。オプションの部分と、あと「ここちょっとアドバイスほしかった」っていうところです。注文住宅って千差万別なので１００％は無理だと思います。あとは本当に小さなことです。「ここにコンセントどうですか？」って言ってほしかった～とか。そういう小さなことです（笑）。