二つの「ZEH」
2016.04.16
ZEHには二つの判定基準があります。
<ZEHの基本を復習をされたい方はここをクリック願います!>
「ZEH家電込み」と「ZEH家電抜き」です。
経済産業省の「ZEH補助金制度」は後者の「ZEH家電抜き」で判定されます。
前者「ZEH家電込み」は究極のZEHといえます。
ちなみにZEHを達成していないものを「非ゼロエネルギー」と呼ぶそうです。
「ZEH」についての国のガイドラインは「2020年までに標準的な新築住宅でZEH化を実現」「2030年までに新築住宅の平均でZEH化を実現する」としています。
そのような流れの中でZEHでは20%の省エネが最初のハードルになるとされています。
<情報源>
積水ハイムさんの調査結果ですが、「究極のZEH」を達成している比率は既に17%もあるそうです。
何よりも凄いのが「非ゼロエネルギー」を含めた調査対象全体では、年間の電力消費量は8,123 kWh/年。これに対して、「ZEH(家電込み)」5,482 kWh/年と、なんと3割以上も少なくなっています。<情報源>